やむをえず、抜歯された場合
様々な事情で歯がなくなってしまった場合、部分入れ歯や総入れ歯などを装着することになります。 健康保険適応の場合は使用できる素材に制限がありますが、自費診療の場合はチタンやコバルトクロムなど素材の制限がなくなり、さらにフィット感の良い入れ歯にすることができます。 また、バネのないフレキシブルデンチャーや磁石式など様々な入れ歯をご用意しております。 当歯科医院では患者様のご要望にそって、最適な入れ歯をお作りします。
BPSデンチャー生体機能的補綴システム
あなたに合った自然な入れ歯で、笑顔があふれる楽しい人生を
多くの人々は、いずれ歯が抜け、自分にあった入れ歯を入れることになります。 年齢を重ねても魅力的で生き生きとしていたいと願う方は、その活動的なライフスタイルに合う入れ歯を選んでいます。 シニア世代は、良い入れ歯を選ぶことで外見が良くなると自信を持つようになります。 また入れ歯の品質に感謝し、人生を満喫できるようになるでしょう。 BPSはこのような患者さんの要望に応えるために開発された、入れ歯を作るためのシステムです。
BPSデンチャーの特徴
- 製作手順がシステム化されているため、安定した品質の入れ歯の作製が可能です
- 臭いの吸収もなく床の部分の変色はほとんど起こりません
- 大きく口を空けても上の入れ歯が落ちてこないほど吸着性があり、安定しています
- 自費診療なので、保険に比べて費用がかかります
BPSとは
BPSは、Ivoclar Vivadent とヨーロッパの歯科大学、臨床医が共同で開発した総入れ歯を製作するためのシステムです。
Biofunctional:生体機能的
入れ歯の重要な役割は健康な歯の時と同じように話をしたり、食事ができたりすることです。
Prosthetic:補綴
BPSの入れ歯はトレーニングを受けて認定された歯科医師と歯科技工士のみが製作を許されています。
System:システム
BPSの入れ歯は高品質な材料で製作されます。 また、BPS認定歯科医師と歯科技工士による協力体制で患者様の様々なご要望にお応えします。
やわらかくて痛くない入れ歯をご存知ですか?
痛くないミラクルデンチャー
ミラクルデンチャーとは、バネのない入れ歯です。金属を使用していないので金属アレルギーの方にも安心してご使用して頂ける入れ歯です。見た目にも自然な装着感で気づかれにくく、審美的にも大変優れています。 しかしミラクルデンチャーは、調整が困難というデメリットがあり、経験が必要とされる入れ歯ですので、どこの医院でも出来るというものではありません。
自費の入れ歯だからこそ実現できるフィット感
ミラクルデンチャーは保険適用外になりますが、保険の入れ歯と違い、お時間をかけてじっくりお作りできるのが最大のポイントです。その結果より患者様のお口にフィットした入れ歯を作ることができます。
安心の国内生産
当院でお作りするノンクラスプデンチャーは日本国内で作られるものです。確かな技術を持った技工士さんと何度も打ち合わせを行いお作りしますので保険の入れ歯より、製作にお時間がかかりますが、確かなかみ心地とフィット感に優れた入れ歯をご提供できます。
ミラクルデンチャー
ミラクルデンチャーの種類
ミラクルフィット
金属をまったく使用しないタイプです。補強のための金属がないので入れ歯にする部分の欠損歯が少ない方におすすめです。また金属を使用しない分、ある程度の厚みは必要になります。
ミラクルフィットⅢ
最低限金属を使用するタイプです。補強のための金属がレジン床の中に入るのでミラクルフィットよりは強度があります。
ミラクルデンチャーとは
ミラクルデンチャーとは、バネのない入れ歯です。金属を使用していないので金属アレルギーの方にも安心してご使用して頂ける入れ歯です。見た目にも自然な装着感で気づかれにくく、審美的にも大変優れています。しかしミラクルデンチャーは、調整が困難というデメリットがあり、経験が必要とされる入れ歯ですので、どこの医院でも出来るというものではありません。
ミラクルデンチャーの特徴
- 右上図1 のように、上あごは口蓋(大きな床の部分)が抜けており、本来の食べ物の味を取り戻すことができます
- 金属のバネを使わないので周りからも入れ歯を入れてると気付かれません
- 軽いので違和感や圧迫感がなく、安定感もあるので食事の際に食べ物も入りにくいのです。
保険の入れ歯の特徴
保険入れ歯1
保険入れ歯2
- 金属のバネが目立ち、床と呼ばれる部分が多いので、温かい食事や冷たい食事の食感は大きく減退せざるを得ません
- 床(ピンク色の部分)の素材がプラスチックですので、一定の厚みが必要となりますのでなれるまで違和感があります。プラスチックの為、臭いや汚れが吸着しやすかったり、長期間の使用で変色やすり減りが起こったりします
- 入れ歯を長い間使用していると、顎の骨が痩せやすい傾向にあり、その際は入れ歯の作り変えが必要となります
保険の入れ歯のデメリット
- 金属のバネに静電気によって汚れがつきやすい!
- バネがかかる歯に力が強くかかるため健康な歯も弱らせてしまう!
- 金属のバネを使うので笑った時に目立ってしまう
ミラクルデンチャーはこんな方におすすめです!!
- 現在使っている入れ歯で噛めなくて困っている
- 現在の入れ歯は違和感(重い、窮屈など)があり、すぐに外してしまう方
- 入れ歯を入れると支えている歯に痛みがある方
- 何回も入れ歯を作ってもなじめず、入れ歯をはめれない方
- 初めて入れ歯を作るのに不安のある方
- 笑った時に入れ歯のバネが見えて気になる
ミラクルフィットとは
金属が一切ないミラクルデンチャーはミラクルフィットといい、従来の入れ歯とは全く違う脱着方法です。
ミラクルフィットの特徴
- 床が小さいこと
- ウィングと称する部分がないこと
- 24時間装着が可能なほど、違和感や歯牙に対する圧迫感が無いこと
- チェアーサイドでの修理、調整に関するノーハウ(ミラクルメソッド)が完成していること
- 金属部分が無いので、ミラクルメソッドを理解できると調整・補修が簡単なこと
- 残存歯を保護し、傷めにくいこと
ミラクルデンチャー当院の治療例
ミラクルデンチャーQ&A
Q:1個20万円ということですが、技術料込ですか?
A:はい、そうです。(→ミラクルデンチャー価格表)
Q:耐用年数はどのくらいですか?
A:非常に難しい質問です。使い方によっては長く持ちます。個々のお口の中の状態によって(噛みあわせ、歯周病の状態等)変わりますので、一概に何年持つという診断は難しいです。しかし、ミラクルデンチャーは保険の入れ歯と比べて修理が簡単にできます。ですから、お口の中の状態に合わせて調整していくことが可能です。
Q:保証期間はありますか?
A:いいえ。ありません。しかし、上記でも述べたように、お口の中の状態に合わせて調整していくことが可能です。調整料は1,080円~5,400円です。
Q:メンテナンスは保険でできますか?
A:残っている歯に関しては今まで通り保険でメンテナンスができます。
Q:ミラクルデンチャーとミラクルフィットの違い
A:ミラクルデンチャーは金属を使用します。上記模型をご覧いただければお分かりになると思いますが、ミラクルフィットと比べて口蓋の部分が薄いため、発音がしやすい、お食事の際食べ物の温度が伝わるので、美味しく召し上がれるという利点があります。また強度もミラクルフィットと比べて優れています。ただ、見えるところに金属が(バネ)設計上つけられる可能性があります。欠損歯が多い方はミラクルデンチャーがお勧めです。ミラクルフィットは、2つのタイプに分かれます。最低限金属を使用するタイプ(ミラクルフィットⅢ)と全く使用しないタイプ(ミラクルフィット)があります。ミラクルフィットⅢは、レジン床の中に強度を持たせる目的で補強線が入ります。そのため、フィットに比べて強度があります。ミラクルフィットは補強線等一切ないため、強度が弱いです。そのため欠損歯が少ない方にお勧めです。
Q:今の入れ歯と何が違うのですか?
A:審美的にはまず、歯に引っ掛けているバネがなくなります。入れ歯が入っていると気づかれないような入れ歯がお口の中に入ります。機能的にはレジン床で歯を支えますので今までバネがかかっていた歯が痛むことはありませんし、横にかかっていた力がなくなるため、その歯の負担を減らすことができ、長持ちさせることができます。また、多少ぐらついている歯もレジン床で支えることができるので、歯周病で長持ちしないといわれている歯でも持たせることができます。(ただし、定期的なメンテナンスは必要です)
レジン床~はじめての方も安心 保険でつくれる入れ歯~
保険でつくれるピンクの入れ歯
レジン床とは、ピンクのレジン(プラスチック)でつくられた一般的な入れ歯です。 保険で作れ、入れ歯の調整や壊れた場合の修理が比較的簡単です。 入れ歯を新しく作った当初は、どうしても違和感やあたるところなどがでてきます。 レジン床の入れ歯は、修理・改良が簡単にできますので、こういったトラブルにも迅速に対応できます。
レジンって大丈夫なの?
レジンはこの数十年間入れ歯の材料として使われてきたものです。 上手に使用することで、強さ、硬さが十分で、安定性が良い、耐久性、などの点で十分に入れ歯に適した素材として期待できます。悪臭・刺激・毒性が無い、滑らかできれい、などもレジンの良い点です。