当院ではbicon社のショートインプラントをおこなっています

バイコンショートインプラントを使用することで、骨高径に制限がある患者でも骨増生に伴うリスクや費用を懸念することなくインプラント治療を受けることができます。
ショートインプラントでしたら、骨増生に費やす治療期間や費用を考える必要がないのです。
ショートインプラントによって実現します
- 重要組織を回避したインプラント埋入
- v骨増生の必要性を最小限に!
- インプラント埋入の可能性を最大限に!
- 臨床的に実証されたソリューション

バイコンシステムの起源は1968年までさかのぼり、 Thomas Driskell によってBattelle記念研究所(オハイオ州コロンバス)で始められました。
当時はインプラント材料として高密度酸化アルミナを用いていましたが、1981年にはチタン合金製の”Titanodontインプラント”が発表されました。
その後も研究を重ねたThomas Driskellは、1985年に現在のバイコンインプラントシステムとなる”DB Precision Implant”を開発しました。
このインプラントシステムが、21世紀のインプラント変革に大きな影響を及ぼすことになるとは、当時思いもよらなかったことでしょう。
簡便性と多様性

プラトーデザイン

研究論文
バイコンによる臨床研究は、1985年から常に一貫したデザインに焦点を絞って行われてきました。
下記のバイコンショートインプラントの研究論文をご覧下さい。
■ Gentile, M., Chuang, S.K., and Dodson, T.,Survival Estimates and Risk Factors for Failure with 6.0 x 5.7mm Implants, The International Journal of Oral & MaxillofacialImplants, Vol. 20, No. 6, p. 930-937, November/December 2005.
結論: 6.0 x 5.7mm インプラントの生存率は他のサイズのインプラントの生存率に匹敵するものであった。
■ Bozkaya, D., Mu¨ftu¨, S., and Muftu, A.,Evaluation of Load Transfer Characteristics of Five Different Implant Systems in Compact Bone at Different Load Levels by FiniteElement Analysis, Journal of Prosthetic Dentistry, Vol. 92, No. 6, p. 523-530, December 2004.
結論: 一般的に、過重負荷は緻密骨上部の骨を圧縮し、それらは主として正常な咬合や側方運動によって引き起こされる。垂直的な咬合荷重が、海綿骨の小柱構造にストレスを与える。1000N以上の超過重による骨内の過重負荷領域は5つのインプラントシステム間で大きく異なった。
■ Schulte, J., Flores, A., and Weed, M.,Crown-to-Implant Ratios of Single Tooth Implant-Supported Restorations, Journal of Prosthetic Dentistry, Vol. 98, Issue 1, p. 1-5, July 2007.
結論: この研究結果は、天然歯に関する歯冠歯根比のガイドラインをインプラントに適用するべきではないということを示唆している。
■ Long Term Bone Level Stability on Short Implants: A Radiographic Follow Up Study, Indian Journal of Maxillofacial and Oral Surgery, Vol. 7: No.3, p. 340-345, September 2008.
結論: 5年以上の生存率を有する6.0 x 5.7mm ショートインプラントの骨頂レベルは、6.0 x 5.7mm以外のインプラントと遜色なかった。この放射線学的データは、上顎、下顎ともに骨高径に制限がある症例に6.0 x 5.7mmインプラントが有用であるということを裏付けている。