歯周病治療

自由診療歯周病治療の案内

保険では歯周病を治癒するまでにどうしても 約3か月くらいかかってしまいます。保険のルールがあること、そしてとても困難な治療だからです。

健康保険では、検査と歯石除去が中心で歯周病菌に狙いを定め除去する考えはありません。

そこで当医院では、歯周病の原因である歯周病菌を除去して治すことが有効で近道です。また、除菌治療は、保険に比べて短期でなおします。

お時間が大切な方、早く結果を出したい方、治療を早く進めていきたい方は自由診療の歯周病治療をお勧めします。

除菌歯周病治療プログラム

歯周病治療プログラム  当医院独自・最短2回でOK!

放っておけば全身疾患に発展することもある、歯周病

当院では、独自の治療プログラムを用意しております。

このプログラムは、高い治療効果。歯周病の根本原因である歯周病菌を高濃度次亜塩素酸水(ステリ)を使用し口腔内より除菌するからです。

(歯周病菌を破壊し、口臭の発生、歯垢の形成を抑制します。アルコール、着色料、保存料などは一切含まれていません。安心して使用していただけます)もちろん、痛みはありません。

また、短期間で終わることも大きなメリットです。最短で、2回!

※歯周病治療プログラムでは、すべての患者さまの症状に応じて適用していきます。

患者さまごとに多少の内容は、変わりますが必ずすべての治療が必要です。どれひとつ省略しても完全治癒は、望めません。普段のお手入れ、即ちプラークコントロールなど、患者さまのご協力が必要です。

初診

カウンセリングを行います。

検査

※レントゲン検査、顕微鏡検査、口臭測定などを行い、その結果で治療計画をたてます。患者さまご自身でプラークコントロールができるよう指導します

診断

自費歯周病治療2回来院

高濃度次亜水ステリによる除菌治療

※歯肉縁上歯石除去、歯肉縁下歯石の除去を行います。

評価

メンテナンス

治療費について

※自費治療になります。とはいえ、この治療は保険治療の歯周病歯周病治療より短期間で行います。通院回数が減るので結果的に保険治療とほぼ同額となるケースが多いようです。

自費歯周病治療(¥32,400~状態による価格)

  • 顕微鏡検査
  • 口臭測定
  • 内服薬剤、抗真菌剤
  • 歯ブラシ、歯間ブラシ
  • ステリ(うがい薬)

が含まれています。

自由診療と保険診療の違いって何?

自由診療 保険診療
利点
  • 短時間で歯周病の改善が期待できる。
    (約1ヶ月)
  • 治療にかかる来院回数を減らせる。
    (1~2回)
  • 麻酔をして行うので、痛みの少ない治療ができます。
  • 1回の治療で歯石を除去するため、歯周病原細菌の再感染を抑制することが出来る。
  • 保険内での金額で治療ができる。
欠点
  • 費用がかかる。
  • 1回の治療の時間が1~2時間かかります。
  • 抗菌剤の服用が必要となることがあります。
  • 歯周病の改善に時間がかかる。
  • 約2~3ヶ月かかる。
  • 来院回数が多くなる。
  • 改善するまで時間がかかる。

歯周治療 menu

※現金払いは10%OFF

ステリ基本治療

テレスコープトリートメントにより歯肉縁下に付着している歯石・内毒素・不良肉芽組織を超音波スケーラーで取り除き、高純度活性化HCIOにて歯周病原菌を溶菌する治療方法です。

治療内容
・ガスクロマトグラフ
・高解像位相差顕微鏡(口腔内細菌映像)
・高純度活性化HCIO(ステリ)説明
・ジスロマック7日分(3日間服用)
・ファンキゾン(抗真菌剤)
・歯ブラシ・歯間ブラシ付き

歯面クリーニング

治療内容 定価(税別) 現金払い(税別)
着色除去のみを希望の方におすすめです。
重炭酸ナトリウムの粉末と高圧エアーで歯の表面の着色を除去を行い、専門的な機械で歯面のバイオフィルムを除去します。
¥3,300 ¥3,000
重炭酸ナトリウムの粉末と高圧エアーで歯の表面の着色を除去します。
歯面を傷つけません。
※定期検診を受けている方のみ使用
¥1,100 ¥1,000

ガムマッサージ

治療内容 定価(税別) 現金払い(税別)
ヒアルロン酸入りのジェルを使用し、歯肉やだ液腺をマッサージします。お口の中をマッサージすることにより、だ液の分泌が良くなり、口腔内環境を整えることができます。 ¥1,100 ¥1,000

検査

ガスクロ

治療内容 定価(税別) 現金払い(税別)
歯周病原菌のタンパク分解酵素により発生する揮発性硫黄化合物の量的変化を測定する検査です。 ¥1,155 ¥1,050

サリバ

治療内容 定価(税別) 現金払い(税別)
3大齲蝕病原菌の量的変化を判定する検査法です。
※兄弟割引で1人2,500円、3人目以降は2,000円引きです。
1回目 ¥3,300 ¥3,000
2回目 ¥2,200 ¥2,000
  

リラクゼーション

治療内容 所要時間
ガムマッサージ・歯面クリーニングのセットのコースです。
歯肉をマッサージすることにより、血行がよくなり、代謝を促す効果があります。また、お口の中をマッサージすることにより、リラクゼーションの効果も期待できます。
だ液腺をマッサージすることにより、だ液の分泌が良くなります。ヒアルロン酸入りのジェルを使用することによりうるおいをあたえます。
60分
定価(税別) 現金払い(税別)
¥5,500 ¥5,000

ホワイトニング

オフィス

治療内容 所要時間
来院して頂き、約2時間後には白さが手に入ります。すぐに白くしたいという方におすすめです。 120分~
定価(税別) 現金払い(税別)
¥22,000 ¥20,000

ホーム

治療内容 所要時間
自宅で行うホワイトニングです。じっくり自分好みの白さを手に入れたいという方におすすめです。 1日2時間×2週間
定価(税別) 現金払い(税別)
¥16,500 ¥15,000

デュアル

治療内容 所要時間
オフィス+ホームのコースです。白さを持続させたいという方におすすめです。 120分~
定価(税別) 現金払い(税別)
¥33,000 ¥30,000

※現金払いは10%OFF


歯周病について

歯周病は決して高齢な方にのみ起きる現象ではありません。

35歳で80%以上の方が歯周病になっていると言われていますが、実は10代のころから少しずつ進行しているのです。

歯周病とは

歯周病とは、歯の歯肉に近い部分についた歯垢(プラーク)や歯石の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。

歯と歯肉の境目についた歯垢や歯石から、歯の根にそって歯周病菌が入り込み、歯を支えているまわりの組織をじわじわと壊していき、最悪の場合、歯が抜けてしまいます。

歯周病の進行過程

正常な場合

歯周炎

軽度歯周病

中度歯周病

重度歯周病

歯周病末期

危険信号は?

  • 毎日の歯磨きで出血する
  • 歯肉が赤く腫れている
  • 歯肉が何となくゆるんでいる感じがしたりする
  • 口臭が続いていて気になる
  • 何となくどこか、痛い・かゆい・不快だと感じる
  • 歯がぐらつく
  • 歯が伸びてきた
  • 歯の位置が移動してきた

こんな症状のあるかたは要注意です

歯周病は最初、痛みを伴わずに進行していきます

ほとんどの人は、「歯肉から血が出る」「腫れた」といった自覚症状を感じてから初めて来院されますが、このような症状があるときは、かなり進行した状態です。

歯周病は歯磨きでは防げません。

毎日の歯磨きをしていれば歯垢の除去はある程度可能ですが、歯石の除去は歯ブラシではできません。

歯石は一度できると歯の周りに軽石のような性状で強固に歯に付着します。

歯周病の治療と予防

歯石は、唾液中のカルシウムなどが沈着することにより自然にできます。

そして一度付いた歯石は医院でしか除去できません。

定期健診の最大の目的は、この付着した歯石の除去です。同時に初期むし歯の有無もチェックします。

当歯科医院では歯周病治療を行うと共に、歯周病予防、ブラッシング指導などのお手伝いもさせていただいております。

現在、むし歯がない方も歯石除去の為に定期健診に来ていただければ、気付かないうちに歯周病が進行して歯ぐきから血が出てくる・・と言った事態を避けることができます。

歯周病治療の基本的な流れ

引用:歯科保険研究会 「全科実例による社会保険 歯科診療2013」平成25年,4月版

検査結果と処置法

引用:日本歯科医学会 「歯周病の診断と治療のガイドライン改定 報告書」2007

歯周病と全身疾患

歯周病は歯を失う大きな原因です。歯は食べ物がはじめて出会う「消化器」であるだけに歯周病で歯を失うと、からだ全体に大きな影響が及ぶ可能性があります。そして今、歯周病が全身のさまざまな病気に関わっていることが分かってきました。

歯周病対策で健康力アップ

脳…認知症
噛むことが脳を活性化することがわかってきています。噛むことによる刺激で学習能力に深く関わる伝達物質が増えます。
肺…肺炎
“誤嚥性肺炎”とは、食べ物や唾液が誤って肺に流れ込むことで、口の中の細菌によっておこる肺炎をいいます。高齢者、寝たきりの人や、脳卒中の後遺症などで飲み込む力が衰えている人に多く発生しています。
心臓…狭心症・心筋梗塞
歯周病菌が動脈硬化をおこしている血管に付着すると、血管を狭める作用を促進すると考えられています。
すい臓…糖尿病
歯周病は糖尿病を悪化させます。インスリンの活性を干渉し、血糖値のコントロールが不十分となり糖尿病を悪化させます。
骨…骨粗しょう症
骨粗しょう症とは、骨の密度が減ってスカスカになり、骨折しやすくなる病気。骨粗しょう症の人が歯周病になると、歯を支える骨が急速にやせてしまいます。
おなか…肥満・メタボリックシンドローム
噛むことが肥満を防ぐメカニズムもわかってきています。”一口30回噛む”ことは肥満予防法として、厚生労働省でも取り上げられています。
子宮…早産・低体重児出産
妊婦さんが歯周病になると、おなかの赤ちゃんが小さく生まれたり、早産になるリスクが高まることが知られています。

予防歯科

予防歯科はカリオロジーに基づいています。

カリオロジーとは、むし歯の実体をきちんと把握してコントロールするという学問です。

カリオロジーの中では、しっかりした予防を行い、治療においても、むし歯が出来た場合削る量を最小限におさえ、再石灰化をうながします。

削る量を最小限におさえると、キーンとしたイヤな歯を削るドリルもほとんど使わなくて済みます。

原因から考える

むし歯には主に3つの原因があるといわれます。

この3つの重なりがむし歯を引き起こします。

カリオロジーは、むし歯の原因1つ1つをときほぐし、個人個人がどのような状況にあるか、というところから、予防への道しるべを作っていきます。

お口の中の細菌について、ご自分の歯の強さについて、食習慣について、見直すことから始めるのがカリオロジーです。

当歯科医院では、患者さんにあわせて予防を考えていきます。

フッ素で予防

歯科医院でのフッ素塗布

フッ素は、歯を硬く強くし、むし歯になりにくくするためのお薬です。

方法はフッ素を歯の表面に塗ります。フッ素塗布は定期的(年に3~4回)に塗布することが有効です。

当歯科医院でも、定期的なフッ素塗布を推奨しております。

歯科医院で使うフッ素は、安全量ですので、安心してお使い頂けます。

特に、歯が生えて間もないお子様のむし歯予防には非常に効果的です。

歯磨きとお薬の力を合わせて行くことで、よりむし歯になりづらい環境をつくっていきます。

歯みがき剤もフッ素入りのものを

歯みがき剤も、フッ素の入っているものを選ぶことで、日ごろからの歯質強化につながります。

当歯科医院でも、歯科医院専売の歯みがき剤をいくつか取り扱っております。

お帰りの際、ご相談ください。

定期的な検診がむし歯・歯周病を予防します

毎日の歯磨きがむし歯を予防する最良の手段ですが、全ての人が完全な歯磨きが出来るわけではありません。

磨き残しがどうしてもでき、そこからむし歯になる事もあります。また、毎日の歯磨きだけでは歯周病を防ぐことが出来ません。

歯周病予防には医院での歯石除去が有効です。

来院されるペースは患者さんによって違いますが、3~4か月に1回が目安になります。

毎日の歯磨きと医院での定期的な健診により、生涯ご自分の歯を保つ事が可能になります。

プロのクリーニングを受けたことはありますか?

これまでの歯科は「すでに進んでしまった病気をどう治そうか」ということばかりに取り組んできました。

今、そういった医療のあり方が反省期にはいろうとしています。

「何が原因で悪くなったのか」「それを防ぐにはどうしたらいいのか」

もう一度よく考えてみましょう!

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)

PMTCというのは、歯科医や専門の歯科衛生士などが行うお口の清掃プログラムのことです。

これにより歯磨きなどでは取れにくい、悪い細菌の塊(バイオフィルム)を徹底的に落とします。

歯や歯肉の清掃を専門の器具を使って丁寧に行いますから、予防効果が高いだけでなく、とても気持ちがいいものです。痛みなどはまったくありません。

PMTCの流れ ~体験してみよう プロによる歯みがき~

1.歯や歯肉の状態をチェック
2.歯と歯の間をきれいに
3.歯と歯肉の間、表面をきれいに
4.研磨剤の洗浄、フッ素ジェル塗布

フッ素法

最も一般的に知られたむし歯予防方法です。フッ素には再石灰化を助け歯の質を強くし、さらにプラーク中の細菌がつくる酸を抑えむし歯になりにくくするという働きがあります。

当歯科医院では0.4%フッ化第一スズ、0.2%フッ化ナトリウム、2%フッ化ナトリウムなどのお薬を用いて、むし歯の予防処置を行っております。

以上のプログラムを患者様の状況に応じて使用し、徹底的な予防管理を実施しております。

「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」に認定

平成28年度7月1日より、当院は厚生労働省より

「より専門的に予防のための定期管理(メインテナンス)を行うかかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」に認定されました。

当院は、これまで、近隣の皆さんのかかりつけ歯科医院として、患者さんにご満足いただける診療を目指してきました。世界レベルの最新機器や設備、医療技術はすべて患者さんのためにあります。

世界最高水準の歯科治療だけではなく、治療が終了するのをスタートとして、むし歯や歯周病にならないようなプログラムで予防にも力を注いできました。そして、当院に通院が不可能になった患者さんにも、終生ご自分のお口でおいしく食事ができるよう在宅診療部門の拡充を図ってきました。

この認定をうけ、重症化の予防のため、原則としてかかりつけ医の指示のもと、医療管理メインテナンスを長期的に行うものと定めており、当院もその方針を遵守します。これからも、皆さんのかかりつけ歯科医院として、健康寿命の延伸とお口の中からはじまる健康のために最先端の歯科医療の提供、予防歯科の確立を目指してまいります。

予防のための、かかりつけ機能強化型歯科診療所とは?

厚生労働省が新たに定めた、むし歯や歯周病の重症化予防のための画期的な新制度です。

全国約70000件の歯科医院の2%が認定される予定です。

お口の健康とは「むし歯や歯周病のない状態を保つ」だけではなく「満足に噛め、発音や見た目にも不自由がない」、すなわち生活の質を保つことであるという方向に考え方が大きく変わってきました。そのためには来院した患者さんの歯だけを見るのではなく、時には他の医療機関などとも連携し、必要に応じて適切な歯科医療サービスを提供できる歯科診療所が求められています。

これはかねてより当院が掲げてきた理念とも合致するものです。

「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」に認定されるためには

  1. 歯科外来診療の安全対策に係る研修を受けている常勤の歯科医師がいること
  2. 高齢者の口腔機能管理に係る研修を受けている常勤の歯科医師がいること
  3. 予防やメインテナンスができる常勤の歯科衛生士が勤務していること
  4. 在宅医療を行う医科や緊急時の連携している介護・福祉関係者・保険医療機関があること
  5. 緊急時に対応できる設備・器具(AED、救急蘇生薬剤など)・体制が用意されていること
  6. 滅菌、感染防止に必要な設備を完備していること
  7. 訪問歯科診療や歯周炎のメインテナンスなどの維持管理を継続的に行ってきた経験
  8. 医院の敷地内が禁煙となっていること

など、厚生労働大臣が定める施設基準に適合している場合に認定されます。

「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」が患者さんにできること

厚生労働省によるかかりつけ機能の強化では、重症化予防のため原則としてかかりつけ医の指示のもと、メインテナンス医療管理を長期行うものと定めており、当院もその方針を遵守いたします。

現在の通院状況と比較して来院回数や通院費が変わってくる場合もございますが、上記の理由によるものとしてご了承いただきたく存じます。

当院は今後もメインテナンスを行う、かかりつけ歯科医院として益々の医療機能と品質の向上に鋭意、積極的に取り組んでまいります。